こんにちは。RMUアスリートの宮田です。
11月29日に行われた「第3期クラウン」の予選に参加してきました。
昨年は本人もビックリの2次予選からというシード(※)だったのですが、
今年はそれもなく、普通に1次予選からのスタートです。
※昨年はOPLファイナリストにシードが与えられた
この日は、直前に進出を決めたOPLの決勝も控えているので、
こちらもできれば早いうちに本戦入りを決めておきたいと思って会場入りすると、
立会・運営として阿部プロ、多井プロ、藤中プロのライセンス選手の他、
前大会覇者の渡辺選手、日本オープンを制した山下選手などの姿も。
そんな中、代表の挨拶があり、試合が開始されました。
(以下敬称略)
■1回戦
上家に鈴木大成(RMU)がいる以外は一般の方2人。
起家スタートを引くも、4連続流局。
最初はどうにか連チャンしたが2本場で親を流し、
差し引きマイナス500点の滑り出し。
直後の東2局4本場、ドラのペン
を引いて
ピンフ高目イーペーコーの両面2つのイーシャンテンからツモ切った
が、
ドラ
鈴木の「5,200は6,400」に捕まる。
その後も、南2局で
ドラ
この5巡目リーチがなかなかアガれないばかりか、
メンツで使っている
、
をツモっては下家にポンされて押された挙句、
掴んだ
で下家の
とのスジシャンポンに捕まって
タンヤオドラ2の5,800に放銃など、まるでいいところがない。
最後までこの調子で浮上のきっかけすらないままダンラスで迎えたオーラス、
ドラ無し
ハネツモでやっと3着なので、無理をせずに少しでも多く素点を回復するための
トイトイ仕掛けなのだが、成就せずに終了。
半荘通じてのアガリが、南場の親番での1,500の一度だけではどうしようもない。
(▲34.4)
■2回戦
早くも後がない感が漂う中移動すると、
待っていたのは下家に深谷、上家に真弓というRMU所属の2人。
またも連続流局スタートで、
罰符で2,500削られて迎えたリー棒2本付きの東1局2本場、
ドラ無し
まだ3巡目、じっくり構えるなら三色の可能性もあるが、
ここは夢を見ず、
イチ鳴きのポンテンを取る。
すると、すぐに
を引いて両面に振り変わり、
ツモで
『300,500は500,700』(+2,000)
で失点を回復。
この半荘、東1局含めて深谷から5回リーチ掛かったのだが、
『ツモ、400,700』
↑ 深谷のリーチ2巡前からテンパイしていたピンフが、その現物待ちになった
『ロン、1,000』
↑ 深谷のリーチ直前に入れたクイタンが現物待ちですぐに出た
相手の攻撃を2回蹴るなど、
リーチ一発ツモによる「1300,2600」が一度あった以外
全部不発に終わらせることができたおかげで、
オーラスの親番を迎えた時点で深谷に1,900、
真弓に3,100差をつけたトップ目。
そのオーラスも相変わらず手が遅い中、真弓がドラの
を切ってリーチ。
満貫ツモられだと3着まで落ちるので、
少しでも確率を下げるべく一発消しがてらこれを
の形からカンチャンで鳴く。
通りそうな雀頭の
を落とし、いったんはクイタンに向かう態勢を取ったが、
深谷が目に見えて降りていたので、
危険牌を掴んだところで合わせ気味に進め、最後はベタオリ。
結果、真弓はツモれず、流局で終了。
鳴きによって結果的にアガり牌を食い下げた形になっていたのは
ラッキーだったが、「真弓リーチ&深谷ノーテン」であれば、
自分がノーテンでトップになることは織り込み済み。
原点から2,000点弱の浮きでトップを取ったことは記憶にあるが、
3回のアガリがいずれも2,000点未満でトップを取れたのは初めてのような気が。
(+16.7/トータル▲17.7)
■3回戦
下家に吉倉(協会)、対面に北島(RMU)がいる中、ほぼトップ条件の最終戦。
起家に決まって配牌を取ると、
ダブ東がアンコでドラの
が1枚あるなかなかの好配牌。
さらに、5巡目の上家のチーによりドラが重なる。
ツモ
ドラ
普通はピンズのペンチャンを外してマンズのくっつきを考えたいところだが、
上家のソウズ仕掛けを含め、あまりにピンズが場に安いので、
上家からの仕掛けも考慮して
切り。
結局、先に
が入ってペン
テンパイとなる。
ペンチャンを払っていると1巡遅れて
−
待ちの形になっていたが、
すぐに吉倉から
が出て12,000。
その後、吉倉のリーチをかいくぐってのアガリもあり、1人浮きの状態で南入。
南1局に
ドラ
第1打に切っている
を重ねていて、
フリテンにならなければいいなと思っていた所に
が出たので、これをポンテン。
すると勝負に来た北島から
が出て、ダメ押しの12,000をアガる。
その後、南2局で3巡目の3メンチャンリーチをかわされ、
南3局には北島に4,000オールをツモられて少しもつれるが、
1本場で上家から1,300は1,600をアガって、自力で流す。
オーラスは3着に上がった吉倉が、
5巡目くらいにあっさりダマのピンフをツモって終局。
(+34.0/+16.3)
なんとか1次予選を通過し、15時から始まる2次予選に進出。
食事をして戻ってくると、仲川君とすれ違い、
軽く話した後に卓割表を見て移動しました。