皆さんこんにちは!RMUアスリートコース所属、麻雀サークル[Free Style]代表の深谷です。今回は、仲川さんの「自戦記を書いてね☆」という依頼(?)を受け、書かせて頂くことになりました。今期からRMUで始まったRリーグ(全5節、各半荘4回ずつ)から、5月10日に行われた1節目の様子をお届けします。文中敬称略です。
試合開始は1時から、受付はその15分前まで。遅刻するとペナルティの厳しいルールなので、12時30分過ぎには会場に到着。すると、僕はほぼ最後の到着でした。
(うわー、みんな気合い入ってるな)
そんな事を思いつつ、卓割りが発表。今日は1期オープンリーグで4位の神崎を始め、大崎、仲大底の実力派アスリート3人。特に気負いもせず、気楽に打つことを決めて卓に。
3回戦は西家でスタート。しかし開局1人ノーテンの後、2人ノーテン、4000オールであっという間に削られていく。
(うーむ、最悪なスタート。けどまだ東1局、焦ったら駄目だ)
4本場で
から仕掛けて2000は3200をあがり、大崎の親を止める。しかし、東3局の親はあっさり横移動で蹴られ、東4局に今度は仲大底が4000オール等で3本場までつみ、またしてもガマンタイムを強いられる。
(駄目だ、全然戦えない…)
振り込んでいないのに南3局の親番の時点で、持ち点は15000点を切っていた。その親番、8巡目に
ドラ
この形。どこが入ってもダマに構える気だったが、イーシャンテンからが非常に長い。ようやく
ツモでテンパイしたのは終盤の14巡目、ドラの
を打ってテンパイをアピール。その時点で
は4枚見えていたので、到底あがれる気もしないが、とにかくテンパイだけでも…と思っていると、大崎に入り目の
を打たれる。
(あ、これやばい)
その後に掴んだ
に嫌な予感がしたものの、止めても仕方ないので切ってみると、予想通り「ロン」の声。
(やっぱりなあ…状態は最悪、と)
1回戦、かなり感触の悪いラスを引く。
2回戦、気持ちを切り換えて望んだ東1局、西家スタート。
ドラ
のリーチを6巡目に打つも、これも空振り。その後は横移動が続き、テンパイ料と1000点をあがっただけ。
(うーん、いつまでガマンを続ければいいんだ…)
そんな自問自答をしたところで何が変わるわけでもなく、南場の親番で2着目にかわされてオーラスを迎える。満貫ツモでもトップの大崎に届かず、1300・2600でなんとか2着になる点差。それなのにイーシャンテンの時点でドラも無く、残っているのはカンチャンばかりというあまりにもひどい展開。
(くそ、なんなんだよこれは!)
そしてトップ目の大崎が3つ仕掛けて、明らかなテンパイ気配。
が早い段階で切れていて、最終手出しは
。かなりの確率でマンズの下が待ちになっていそうだ…と思っているところにひいたのは、先切りした
…
(ホントになんなんだよもう…。まあ、今日はこういう日なんだろう)
これを切ったら麻雀にならない…そう言い聞かせて、オリを選択すると2着目の神崎が
に振り込み、3着のまま終了。それでも、この2半荘まだ集中力は途切れていないことを確認。
3回戦、南家でスタート。
(さっきのガマンが生きてくれよ…)
と願うが…
…。
…。
…。
限界です…
3回戦であがったのもピンフのみの1回だけ。オーラス、またしてもラス目で迎えるものの、1300・2600で2着まで浮上。配牌もピンフ系、ドラ1枚で期待していたのだが…大崎が
、
とポン…。
(あ、あれ?リーチできないじゃん…)
開けられた手牌は、やはり大三元のテンパイ。ちなみに、
はハイテイでひいてきました。当然、3回戦もラス。
(これは本当に耐え難い…)
そして4回戦、東2局の親番。ここで完全に集中力を切らしてしまう。
5巡目にこの形、
ポン
ドラ
久しぶりに舞い降りたチャンス手。なんとかものにしたいところ。
か
を切ればテンパイ、ドラが
とは言え、7700で十分だな…と思った自分は打
。次に
を引き、待ちを
ノベタンを選択して打
とすると、その次のツモが
…。
(おいおい、何だよこれ…)
それだけでなく、チーして喰い流れた
をツモ切った下家・神崎に対面の大崎から「ロン」の声。まさかの頭ハネをされる。その瞬間、今まで切らさずにいた集中力が途切れるのを感じた。この半荘は沈みの2着で終了。結局、この日はトータルで63.1沈むことに。ションボリしながら卓掃をするのでした…。
結果として負けたのは仕方ないとしても、最後の最後でガマンできずに集中力を途切れさせてしまったのは、やっぱりまだまだメンタルが弱いからなんだろうなあと思います。麻雀をしていれば、これくらいは日常茶飯事といっていいほど起きますから。
まあ、とりあえず第2節では今回の借金くらいは返しておこうかな。