どうも。仲川です。
第2期リーグ21、第3節のレポートをお送りします。
…とは言ったものの。
正直な所、この記事をどう書いたら良いか非常に悩ましいというのが本音。
今節は萩原さん・野崎君・祐造君というやや固い麻雀を打つ3人が相手で
地味な展開になるのではと予想していたが。
その結果は意外にも1・1・1・2着の全連帯、
+145.6ポイントの大爆発をしたからだ。
悩ましい手が来ず、アガリまで一本道の配牌が舞い降りては、
それがすんなりとアガり切れる。
多少先行されても、後半には追い抜ける手がキッチリ入ってくれる。
そんなバカヅキ状態が、今節の間は延々と続いていたワケで。
ぶっちゃけた話、そういった展開だと
書き手としてはネタに苦労するのである。
アガった牌姿を羅列していけば、書く側からすればラクではあるものの、
余程の盛り付けをしない限り読み手からすれば面白味に欠けるだろう。
もちろんミスが無かったというわけでもないが、
それを鬱々と書き上げるのも何だかワンパターンな感があり、気が引ける。
前にRMUブログで書いたリグレポがそんな感じだったからね。
それでもまあ、何かしら書かないと話が進まないので…
とりあえず、各卓のスコアを揃えた感想を述べるとすると。
「あれ…俺、まだ3位なの?」
という驚きが、一番だった。
そう。
前節終了時のトップが+200弱で、
今回で自分のトータルが+240近くになったにも関わらず、
まだ3番手だったのである。
【第2期リーグ21 第3節終了時】
順位 |
氏名 |
Total |
第1節 |
第2節 |
第3節 |
1 |
飯島 健太郎 |
+271.2 |
+140.4 |
+58.6 |
+72.2 |
2 |
さくらい 良 |
+256.2 |
+104.2 |
+3.0 |
+149.0 |
3 |
仲川 翔 |
+236.0 |
+13.2 |
+77.2 |
+145.6 |
4 |
壽乃田 源人 |
+159.5 |
+17.2 |
+53.7 |
+88.6 |
5 |
宮本 祐造 |
+101.8 |
▲3.7 |
+127.1 |
▲21.6 |
6 |
小杉 正博 |
+91.5 |
▲50.2 |
+121.9 |
+19.8 |
7 |
堀江 貴太 |
▲2.0 |
▲46.9 |
+28.9 |
+16.0 |
8 |
深津 海帆 |
▲10.8 |
+95.3 |
▲112.1 |
+6.0 |
9 |
藤中 慎一郎 |
▲16.4 |
+65.0 |
+1.0 |
▲82.4 |
10 |
仲大底 充 |
▲17.2 |
+119.1 |
▲86.2 |
▲50.1 |
11 |
白石 温郎 |
▲18.9 |
▲53.6 |
+6.0 |
+28.7 |
12 |
竹中 誠 |
▲27.3 |
▲90.8 |
+38.8 |
+24.7 |
13 |
安達 瑠理華 |
▲31.2 |
+103.4 |
▲26.1 |
▲108.5 |
14 |
綱川 隆晃 |
▲41.5 |
+36.7 |
▲33.3 |
▲44.9 |
15 |
宮田 信弥 |
▲43.0 |
▲126.5 |
+62.9 |
+20.6 |
16 |
渡辺 卓也 |
▲68.5 |
▲1.9 |
▲64.1 |
▲2.5 |
17 |
雪森 しずく |
▲71.6 |
▲14.4 |
▲75.9 |
+18.7 |
18 |
長谷川 玄 |
▲85.3 |
+50.1 |
▲36.9 |
▲98.5 |
19 |
深谷 祐二 |
▲90.0 |
+127.7 |
▲88.6 |
▲129.1 |
20 |
小倉 徳仁 |
▲107.1 |
▲153.0 |
▲30.6 |
+76.5 |
21 |
合田 雄亮 |
▲115.2 |
▲154.2 |
+1.1 |
+37.9 |
22 |
野崎 記史 |
▲116.9 |
▲60.2 |
▲16.6 |
▲40.1 |
23 |
堺 ちひろ |
▲199.4 |
▲61.5 |
+62.1 |
▲200.0 |
24 |
萩原 亮 |
▲211.2 |
▲55.4 |
▲71.9 |
▲83.9 |
第5節終了時の上位4名が決勝(半荘5回戦)へ進出、
上位12名が第3期にAリーグスタート
これが、3節終了時の成績表。
自分もかなり得点を叩いた方だと自負していたが、
飯島君とさくらいさんにはまだまだ追いつかないらしい。
ううむ、首位は遠いなぁ。
…とまあ、自分の話はさておき。
この表をご覧になった人の中には、
「なんだこれ」と思われた方もいるだろう。
どうしても、24人もの打ち手が参加しているにも関わらず、
プラスの人間が6名しかいない点に目が行くハズだ。
オカ(+20のトップ賞)アリの麻雀ならば、
これくらい数字が片寄るのもそこまで珍しい事ではないのだろうか。
それにしても、
5位までにプラスが1,000ポイントも固まってしまったのと、
5位と6位の差が90ポイント以上あるのはやはり目立つ。
自分が大叩きしたから言うわけではないが、
個人的には、残り2節、下位陣の奮闘に期待したいという気持ちが強い。
このまま進めば決勝のメンツが確定してしまい、楽しめなくなるからだ。
上位12名の次期Aリーグ争いや、
壽乃田さんと祐造君という古久根門下同士の決勝進出競争も興味深い。
しかしながら、やはりもっと混戦模様の方が
見る側としても面白いだろう(非常に勝手な意見ではあるが)。
前回優勝したさくらいさんに話を聞いてみた所、
「上位にいる打ち手はリアルでの麻雀とそこまで違いが無いように思える」
との事だった。
それはつまり、逆に言えば、
いまいち成績の振るわない選手は普段通りに打てていないという事だ。
自分も全卓の対局を見ているが、その通りだと思う。
観戦していると、目を覆いたくなってしまうような放銃や、
あっと驚いてしまう打牌選択や仕掛けが多い。
「それ、リーグ戦やフリーでも同じように打つの?」
と思う事がしばしばだ。
もちろん、クリック違いや時間切れ等、
ネット麻雀特有の操作ミスもあるのだろう(自分も数多く経験がある)。
中には、本番ではないから色々試してみようと
考えている人もいるかもしれない。
それでもなお、各選手には、
言い訳する事なく自らの思う強い麻雀を全力で打ち、
残り2節を戦って欲しいものだ。
気を抜かず、勝っても負けても
自分の力を出し切ったと思えるような譜を残してもらいたい。
…なーんて、ついうっかり
辛そうで辛くない少し辛いお小言を書き連ねてしまった。
正味な話、これらは自分に言い聞かせようとしてる部分もあるわけで。
自分も次あたり▲100とかやらかさないように気をつけようっと。
文責・仲川 翔