仲川翔と愉快な仲間達

RMU所属麻雀プロ、実戦派研究会赤翔塾会長、
麻雀サークルFree Style顧問、法政大学麻雀同好会初代会長である仲川翔と、
その仲間達のブログです。
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第2期リーグ21 最終節 リーグレポート

先般、うちのフットサルチームの
オリジナルキーホルダーを作ることになった。
ユニフォームをデザインした選手名と背番号が入っている
オーダーメイド品である。
仲川にイラストレーターを使った発注用のデータファイル作成を頼んだら、
リーグ21のレポートと交換ということになった。
そんなわけで、さくらい良がリーグ21のレポートをお送りします。

※フットサルチーム「Fsラボ」の
キーホルダーが欲しい方はご一報ください


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最近、年齢を感じる。
普通は青年期に気が短く、大人になるにつれて温和になり、
老年になるとまた怒りっぽくなると聞く。
しかし私は若いころより今の方が明らかに怒りっぽい。
先日はフットサル大会の明らかな誤審に怒り狂い、
審判につかみかかろうとしてチームメイトに止められたほどだ。
多分、亀田史郎を除けば日本一怒りっぽい成人男性かもしれない。


リーグ21最終節。
暫定4位の私は首位飯島とマイナス組の長谷川、野崎との対戦だった。
暫定5位とは70ポイントほどの差。30ほど上乗せすれば安全圏だろう。
4人の都合を合わせた結果、金曜の23:30開始ということになった。

対局当日の23:15に毎日見ているCSのプロ野球ニュースが終わる。
パリーグもセリーグもメジャーリーグも最後の激戦が面白くて仕方ない。
解説のギャオス内藤が「ここまできたら気持ちの勝負」と言っていた。

この日はイチローが10年連続の200本安打を達成。
2年前にチーム内で個人記録をめぐっていろいろあったらしく、
本人は複雑な思いを抱えながらの記録達成だったようだ。
やはりどんな勝負もメンタルは大事なんだなぁ。

なおマリナーズブルペンで
イチローの記録達成を喜んでいた中継ぎ陣の中に、
昨年まで日本ハムにいたスウィーニーの姿を見つける。
一生懸命日本語を覚えて日本で成功しようとしてたのに
クビになってかわいそうだと思っていたが、メジャーにいるなら何よりだ。

「イチローも頑張ったし俺もビシっと決めっかな」と天鳳にログイン。

定刻。
長谷川がいるのはチャットでわかったのだが飯島と野崎がいない。
いぶかしがる長谷川&私。
「23時半開始で遅刻ってないわぁ」この時点で怒りメーター60。

幹事の仲川に電話するが出ない。
別にこのトラブルに仲川は一切関係無いのだけど怒りメーター70。
野崎の連絡先は知らないが飯島は電話番号もメアドも知っている。
しかしなぜか直接電話するという発想が浮かばなかった。
なぜだろう…。

まさか急用かと思い掲示板を確認したところ
「個室URLを教えてください」と野崎の23:31の書き込み。

「定刻過ぎてから何ゆーてんねん!
そもそも個室URLはその掲示板の過去ログに書いてあるやんけ!」

と怒りメーターが80を超える。

PCトラブルで入っていたけど固まっていた飯島も確認。
なんとか4人そろって23:40対局開始。

1回戦東1局、親の野崎が早々にリーチ。

月光か雷電がいたら
「むぅ、あれぞまさしく遅刻ヅキ」と言っていたことだろう。
そして冨樫や虎丸が
「遅刻ヅキ?なんじゃそりゃあ!!」と叫んだに違いない。

これが伊達や飛燕なら冷静に捌くことも出来たろうが、私には無理だった。

「遅刻しといてリーチなんて汚い野郎だぜ!」
もうほとんどジャイアンレベルの言いがかりである。
福本マンガなら「こいつ、そこそこジャイアンの領域」と
ヒロユキと和尚がおののき、黒服がざわつくだろう。
余談だがジャイアンが一番男気を発揮するのは
「のび太のドラビアンナイト」だと思う。

ジャイアンモードに入ってしまうと、
もう何もかもが自分にマイナスに働いてしまう。
リーチを受けて「なんでリーチなんだよ!」と思い、
他家が仕掛けてアガったのを見て「メンゼンで戦えや!」と思い、
自分が仕掛けてアガってさえ
「なんで1000点しかねーんだよ!」と思ってしまう。

まあそんなこんなで130沈んで、決勝のイスと2連覇が消える。


【第2期リーグ21 最終節終了時】
順位 氏名 Total 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 飯島 健太郎 +373.9 +140.4 +58.6 +72.2 +72.4 +30.3
2 仲川 翔 +310.5 +13.2 +77.2 +145.6 +70.3 +4.2
3 壽乃田 源人 +277.5 +17.2 +53.7 +88.6 +165.5 ▲47.5
4 宮本 祐造 +117.6 ▲3.7 +127.1 ▲21.6 +58.0 ▲42.2
5 堀江 貴太 +101.8 ▲46.9 +28.9 +16.0 ▲67.4 +171.2
6 藤中 慎一郎 +95.8 +65.0 +1.0 ▲82.4 ▲19.0 +131.2
7 さくらい 良 +95.8 +104.2 +3.0 +149.0 ▲23.6 ▲136.8
8 小杉 正博 +71.7 ▲50.2 +121.9 +19.8 ▲54.5 +34.7
9 深津 海帆 +41.5 +95.3 ▲112.1 +6.0 +75.9 ▲23.6
10 深谷 祐二 +39.4 +127.7 ▲88.6 ▲129.1 +28.4 +101.0
11 白石 温郎 +30.2 ▲53.6 +6.0 +28.7 +44.2 +4.9
12 長谷川 玄 +0.7 +50.1 ▲36.9 ▲98.5 +93.0 ▲7.0
13 野崎 記史 ▲28.8 ▲60.2 ▲16.6 ▲40.1 ▲25.4 +113.5
14 雪森 しずく ▲35.6 ▲14.4 ▲75.9 +18.7 +2.4 +33.6
15 竹中 誠 ▲50.8 ▲90.8 +38.8 +24.7 ▲84.4 +60.9
16 渡辺 卓也 ▲53.8 ▲1.9 ▲64.1 ▲2.5 +122.1 ▲107.4
17 綱川 隆晃 ▲91.3 +36.7 ▲33.3 ▲44.9 +70.5 ▲120.3
18 宮田 信弥 ▲131.8 ▲126.5 +62.9 +20.6 ▲122.8 +34.0
19 萩原 亮 ▲145.3 ▲55.4 ▲71.9 ▲83.9 ▲20.3 +86.2
20 合田 雄亮 ▲156.7 ▲154.2 +1.1 +37.9 +31.2 ▲72.7
21 仲大底 充 ▲202.9 +119.1 ▲86.2 ▲50.1 ▲108.3 +77.4
22 小倉 徳仁 ▲236.8 ▲153.0 ▲30.6 +76.5 ▲101.4 ▲28.3
23 堺 ちひろ ▲266.8 ▲61.5 +62.1 ▲200.0 ▲12.3 ▲55.1
24 安達 瑠理華 ▲313.1 +103.4 ▲26.1 ▲108.5 ▲194.5 ▲87.4
上位4名がポイントを持ち越さず決勝戦へ進出、上位12名が第3期にAリーグスタート
なお同点の場合は追いついた方を上位とする



今日の思い出は、以下の4点。

・最後にしたのがいつか思い出せないオリ打ちを2回もしてしまった。
 しかも2回とも河の五萬を見て切ったカン二萬の三色。

・ドラが全部切れたリーチがウラウラでハネ満をカブる。

・国士リャンシャンテンで3枚切れの北を引き、
 イーシャンテンになった瞬間に300-500をツモられる。

・2回戦終わってめっちゃ腹が痛くてトイレで長バトル。
 多分5分くらい待たせたかも、すまぬ。


なんかよくわからない原稿になってしまった。
支離滅裂でも書き終ったからいいとして、
コンビニに牛乳を買いに行くことにしよう。



文責・さくらい 良



| 仲川 翔 | その他 | 17:09 | comments(2) | trackbacks(0) | -
2010ジュピターカップ

月曜、ジュピターカップに出場してきた。

なんと言うか、今回ほど一打に後悔するのも珍しい。
それは前半2回をトップ・2着の+37.0ポイントと順調に終え、
迎えた3回戦目の出来事だった。

東1局、1本場。

三萬四萬五萬六萬六萬四筒五筒四索五索六索 東横東東 ドラ九筒

貯まった供託リーチ棒目当てで、
8巡目にこんな東のポンテンを入れたのだが。
直後、下家からリーチが掛かった。

自分はもう、そんなモノお構い無し。
相手にもドラが無く安そうだと感じたので、
ほぼ全ツで三筒六筒を引きに向かう。

しかしその途中で、親も微押ししている事に気付いた。

これは現張りしてそうだなと思いつつ。
それでも、数巡後に引かされたリーチの現物である二索を、
違和感を覚えながらもツモ切りしたら…。
こんな手に、振り込んだ。

一萬二萬三萬九萬九萬一筒二筒三筒九筒九筒九筒一索三索 ドラ九筒

ジュンチャン三色ドラ3の、ダマ親倍。
「24,000は24,300」と点数が申告された刹那、
クソと小便がいっぺんに漏れそうになった(はだしのゲンより)。

自分がテンパイしていたとは言え、
親の高手ダマテンに気付いていたわけで、この放銃は非常に悔やまれる。
捨て牌がチャンタっぽくて異様だったし。
甘かった…。

とまぁ、そんなわけで。
(持ち点が)千の風になって、ここを大きなラスに甘んじる。
そしてこれにより最終戦5万点トップ条件となってしまい、
それを達成することなく予選敗退した。

最後の半荘もね、劇画『天牌』原作の来賀さんや、
クラウン初代王者の山谷さんという厳しいメンツに囲まれるも、
序盤に4万5千点までは行った。
けれども、後半に手牌がスタミナ切れを起こしてしまって…。
割とあっさり、来賀さんにマクられる始末。

うーん、弱かった。あまりにも。

出場したライセンスプロのほとんどが準決勝に勝ち進んでいたので、
実は会場内でも相当に情けなく思っていたりして。
いやはや、負けるってやっぱり辛いんだなぁ。

でも、めげない。
次、赤アリのサターンカップこそ良い結果を出す所存。
そして絶対、スプリントファイナルへの切符を確定させてやります。


| 仲川 翔 | 日記 | 02:34 | comments(2) | trackbacks(0) | -
悲しいだけじゃ始まらないだろう

あの時、ああしていれば───。

麻雀を打つ者なら、誰しもそう思った事があるだろう。
と言うより、麻雀に限らず人間生きていれば皆似たような事を考えるか。
そしてもちろん、自分もそのクチに当てはまるわけで。

前期Rリーグが終了し、気付けばもう1週間以上経過したわけだが…。

もしミスなく打ち終えていれば、自分は優勝出来ていたのではないか。
少なくとも2位に食い込めていたのではないか。

そんな雑念が、未だに私の脳内をふわふわと泳ぎ回っている。

麻雀、どうやったって負ける牌の巡り合わせがあれば、
うまくすれば勝てていたというケースもある。
今回のRリーグの場合、私は後者に思えてならない。
2位の石川プロと40ポイント近く差があったとはいえ、
着順が1つしか離れていなかったからだ。

あの局で、あの牌を押していたら。
また、あそこであの牌さえ切らなければ。

こういう場であまり情けない事は言いたくはないのだが、
実はここ数日、そんな事ばかり頭に浮かんで
夢にまで出てきそうな勢いだったりする。
いや正直言うと、実際夢に出た。2回ほど。


まぁ、それはさておき。
勝負事に『たら・れば』は禁物だとよく言われているのは、
皆さんもよくご存じだろう。

しかしそれは、勝負中に限った話。
そう言うのもあくまで良いメンタリティを保つためであって、
試合が終わった後はその範疇に入らないと私は考えている。
戦いを振り返り、自身のミスを顧みて次にそうしないよう心掛けたり、
IFの展開を想像し、それからどう進んでいたか等、
色々と思考を深めていかなければ何事にも進歩が見えてこない筈だからだ。

とは言え、後悔と反省は似て非なるもの。
終わった事をいつまでもウダウダ悩んでいるのはただの後悔であって、
精神衛生上よろしくない。

ジュピターカップ、RMUクラウン、
後期Rリーグ開幕戦、そしてネトマリーグ最終節と決勝戦…。
これからしばらくの間、対局が毎週のように続く。
もうそろそろボルテージを上げて行かなければならないだろう。
反省するべき所は反省しつつ、気持ちを切り替えて前に進まないと、ね。

全試合勝ち切って、良い夢を見られるようになってやるぜっ。


と、言うわけで。
気持ちもあそこも上向きにして、諸々に臨もうかと思う。



…また下ネタで落とすのかよ。



| 仲川 翔 | ひとりごと | 19:17 | comments(0) | trackbacks(0) | -
前期Rリーグ最終節

日曜は、Rリーグ最終節だった。


先日ここに書いた通り、現在自分は▲16.0ポイントで10人中の7位。
権利獲得となる2位よりも降級の方が近い有様ではあるが…。
メール等で知人達から励ましの言葉を貰っていた事もあり、
この日は何となく明るい気分で会場入りした。

予感みたいなものだろうか。
何故だかはわからないが、
この日は大叩き出来そうな気がしていたのである。

今節の相手は、石川プロ、江澤プロ、山田プロ、佐竹プロ。
江澤プロ・山田プロとは第1期のR1から打ち続けているが、
今期上がって来た石川プロ・佐竹プロの2人と同卓するのは初めてなので、
いつになく新鮮な気持ちもあった。


すると、初戦。
東場の親で、メンピンツモオモウラの満貫、
続く1本場にリーヅモドラ4のハネ満という大物手を連続で引きアガる。
開局早々、ワンサイドゲームの様相だ。

ツモも良いし、「ここは埋まりそうだ」と思ったペンチャン・カンチャンが
その通りに引ける。
やはり今日は色々と冴えているらしい。
アガれはしなかったけど、
ジュンチャンや三色手をバンバンテンパったしね。

まぁそれはさておき。
結局、親のダマテンに気付いていながら飛び込んでしまうなど
ヌルい放銃も1つあったが、
ここは5万点を超えるトップを取る事に成功した。


(+37.8/トータル+21.8)


続く2回戦も、勢いそのままのトップ。
テンパイ料で細かく稼いだり、

一萬一筒二筒三筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒七索八索九索 ロン一萬 ドラ四筒

脇がやり合っている間にこの満貫を仕上げて、
そのまま逃げ切りという展開が味方してくれたような勝ち方だ。
『愚形ノミ手だけどオリろリーチ』も大成功したりして、
改めてこの日の状態の良さを実感した。
いつもこうだったらいいのに。


(+31.2/トータル+53.0)


そしてこの連勝で、昇級ラインに並ぶ。
上位の打ち手は皆50ポイント前後に位置付けているらしい。

その数、自分を含めて5名ほど。
つまりは決着が僅差になり得るため、
残りの2半荘が絶対に負けられない戦いになるだろう。

そう考え、ハラを決めて卓へ付いた。


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| 仲川 翔 | 自戦記 | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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